わかめのつれづれ

このブログは「わかめ」ことち〇毛パーマの管理人が様々なことについて心の赴くままに書いていきます。どうぞよろしく。

「わかめ」の誕生

はい、では管理人がどうして「わかめ」と呼ばれるに至ったのか、その経緯を説明していきましょう。

 

あれは忘れもしない、大学1年の秋。

大学生になった私は、プチ大学デビューを果たすため(遅い!)地毛のきれいなストレートにパーマをかけたのだった。もともと童顔で、大学生になっても「高校生みたーい」と周りのJDたちからからかわれていた私。大人っぽくなるためにはどうしたらよいのか、必死に考えた結果、私はパーマをかけることにしたのだった。これが更なる悲劇を生むことになるとは知らずに、、、

 

いざ、美容院へ行ったはいいものの、なかなかパーマをかけたいんですと言えなかった私。さらには、いまだに「高校生ですか?」と聞かれる始末。大学生であることを告げると、「若いですねー全然見えないですよー」と遠回しに童顔の傷をえぐられる。若いですね、という言葉はおばさんが言われて喜ばれる言葉であって、当時19の、大人に憧れる青年が言われて喜ぶ言葉ではない!何が何でも大人っぽくなってやると思った私は、とうとう「パーマをかけたいんですけど」と発することができた。しかし、そのときの美容師さんの表情たるや!「は⁉なに背伸びしちゃってんの!?」ていう文字が浮かんじゃってますよw

なにはともあれ無事パーマをかけてもらい、かっこいい髪型になった私は、自信満々で大学へと繰り出すのだった。

 

しかし、このままでは終わらない。

パーマをばっちり決めた私が教室に入ると、友達が変化に気付き群がってくる。「え!?パーマかけたの!?」「いかすー!」「かっけぇー!」私はなかば有頂天だった。これで華の大学生活が幕をあけるぜ、、、そう確信した時だった。私を取り囲む一人の男子が衝撃の一言を口にする。

「でもこれ、ち〇毛みたいじゃね!?」

一瞬にして凍り付く教室。みな私を中心にして1歩後ずさりするのが感じられた。どれほどの沈黙があったろうか。客観的には1秒にも満たなかったであろうその圧縮された時間が、私には永遠に感じられた。そして、次の瞬間、クラッカーが爆発するような大爆笑。わたしはあっという間に天国から地獄へと突き落とされた。

それからしばらくの間、私のあだ名が「ち〇毛」だったことは言うまでもない。しかし、これは男子だけ、しかも仲の良い数人といるときにのみ使われたもので、もちろん彼らも教室で女子がいる前で「ち〇毛」などと言えないことは重々承知なので、急遽べつのあだ名が考えられた。そう、それが「わかめ」なのである。

このあだ名を考え出したのが誰なのかは忘れてしまったが、分かったらぜひとも感謝したい。こんな素敵なあだ名をつけてくれたことに。