わかめのつれづれ

このブログは「わかめ」ことち〇毛パーマの管理人が様々なことについて心の赴くままに書いていきます。どうぞよろしく。

ナルト アニメ360話「担当上忍」

ナルト、アニメ「カカシ暗部編」の360話「担当上忍」の感想というかつれづれ。

※ネタバレ注意

 

 

 

カカシが先週の最後に、3代目から担当上忍をやるように命ぜられます。担当上忍について簡単に触れておくと、アカデミーを卒業した下忍の3人スリーマンセルの面倒をみる上忍、ということになります。カカシがこれに選ばれたわけです。(ガイやアスマ、紅も担当上忍となります。)

 

カカシは担当上忍として、絶対に心に誓っていることがあります。それは、下忍たちの「チームワーク」を見極めること。どんなに個人的に優れている下忍がいたとしても、3人で協力して鈴を奪いに来なければ、即刻アカデミーに送り返します。

どうしてここまでカカシは「チームワーク」にこだわるのか。

それは、自身に写輪眼を託し死んだ親友うちはオビトの存在です。カカシは、自分が当時、「チームワーク」を大切にしていなかったため、結果としてオビトを失うことになった罪の意識に苛まれています。自分があの時、「チームワーク」を理解していれば・・・・と後悔しているカカシは、自分の担当する下忍に同じ思いをしてほしくない、もうオビトのような忍びを生み出したくない、(逆に言えば、もう昔の自分のような忍びになってほしくない)という想いから、徹底して「チームワーク」を下忍に問うていきます。

 

非情で残酷にもみえるカカシの試験ですが、カカシ自身もこれでいいのだろうか、と悩みます。(自分自身の担当上忍であった4代目火影ミナトの顔岩を見ながら、カカシは自問自答しています。)

そこに、カカシがかつてアカデミー送りにした3人組が現れます。そしてみんな、「カカシ先生のおかげで変わることが出来ました。ありがとうございまいした。」と感謝の言葉を伝えていくんですね。カカシはこの時、自分のやり方は間違っていなかったんだ、と自信を持ちます。

3代目の言葉、「弟子は師から学び、また師も弟子とともに成長する」

カカシも、彼の弟子から、「チームワーク」を大切にする試験は間違っていなかったんだ、と教わるわけです。

 

わかめも、今となって感謝している学校の先生は、やはりちょっと当時は怖くて厳しかった先生です。あの先生が、あの時怒ってくれたおかげで今のわかめはある、そう思います。

 

アカデミー送りにされた下忍たちも、最初はどうして自分たちがアカデミー送りにされなくちゃいけないんだ、と思ったはずなんです。そこから彼らなりに考え、そして変わっていったのです。弟子は師の思う以上に成長していくものなのですね。カカシもこのことに気付き、オビトの罪の意識にさいなまれていた冷たい心が、少しではありますがあったかくなったのかな、と思います。

 

次回はナルト、サスケ、サクラの第7班です。久しぶりに主人公の登場ですね。(笑)

では、このへんで筆をおきます。