ナルト(ジャンプ) 感想
今回は、ナルトのジャンプ(週刊)の感想というかつれづれ。
※ネタバレ注意
いよいよ、というか、やっと、とうとう、終わりが見えてきました。
噂では岸本さんはもっとシンプルに終わらせるつもりが、ジャンプの編集者をはじめ、お偉いさまからの「引きのばし令」によって、岸本さんとしては不本意な形となっている、ということも耳にします。どうなんでしょうか。確かに、今のジャンプがナルトを失ったら、確実に発行部数は落ちるでしょうね。ジャンプ側もなんとかポスト尾田・岸本を発掘、育成しようと、新連載を3週連続で始めたりといった試みはしていますが、結局どんどんページの後ろに追いやられていき、最後は打ち切り、という作品が目立っている印象です。
なにはともあれ、今週のナルトです。
先週、ガイ先生が決死の「夜ガイ」でマダラに大ダメージを与えるも死にそうになったところに、ナルト登場です。しかも、八門まで開けて瀕死のガイ先生を助けちゃう。すごいですねぇ。今のナルトは「なんでもできる気がするんだってばよ」と自分でも言ってます。
このナルト、どうやら尾獣みんなの力が使えるようで、今週は4尾から力を借りて溶遁螺旋手裏剣(あってるかな?)をマダラにぶち込みます。これで大ダメージを受けるマダラですが、なにやら世界樹がカギを握っているようで、マダラは力を回復します。
そしてここで、サスケが登場です!両目には輪廻眼と写輪眼が合わさった眼が。そして左の掌には月のマークが入っています。これ、ナルトの右手には太陽のマークが入っていて、どうやら陰と陽を表していそうです。のちのち秘密が明らかになっていくんでしょうね。ナルトは六道仙人の力が使えるようになったようで、マダラが使っていた背中の周りに浮いている黒い球がナルトの周りにもあります。
さあ、次週いよいよナルトとサスケの共闘です。
しかし、わかめは気になっていることがあります。それは、サスケの本心です。これは岸本さんによって意図的に伏せられていますね。そもそも、サスケは木の葉の火影になって、イタチを死に追いやった木の葉を変えてやる!という野望があったはずです。これが、あの例のおじいちゃんと会って果たして変わったのか。変わったとしたらどう変わったのか。気になります。
そもそも、今週の段階で、どうしてサスケはナルトと協力してマダラを倒そうとしているのかはわかりません。すべてはあのおじいちゃんと何を話したのか、だと思います。
マダラを倒した後、ナルトとサスケはどうなるのでしょう。どうするのでしょう。それがこのNARUTOという漫画の核心に迫る重要なところだと思います。果たしてお互い協力し合って新しい木の葉を作っていくのか。それとも別々の道で(ナルトは火影、サスケは裏で)木の葉を築いていくのか。個人的には、2人で一緒に火影をやるっていうのもありかなって思いますけど、どうでしょう。もしくは伝説の3忍の綱手みたいに、サクラがやるのも悪くないかな(笑)
いろいろ考えられすぎて分からないですが、ハッピーエンドであってほしいというのはわかめの個人的な願いであります。
ナルトの締め方に目が離せません。では、このへんで。